iOS 向けモンキーテストツール CrashMonkey を公開しました
こんにちは、ちきん(@mokemokechicken)です。
今回は、CrashMonkey というiOS向けのモンキーテストツールを作ったのでご紹介します。
モンキーテストというのは、普通行わないようなデタラメな操作をして、アプリがおかしなことにならないかを確認するテストです。
開発初期の段階では、意外とこのテストで色々不具合が見つかることがあります。
CrashMonkeyの特徴
良い点
- アプリのプロジェクト自体に変更を加えなくても実行することができます
- 実行時間や実行回数を指定できます
- 実行結果をScreenshotと操作履歴のHTMLとしてみることができます
- 実行時のConsoleLogや、Crash時のCrashレポートもみることができます
- JenkinsなどのCIツールとの連携も容易です
制限
- iPhone Simulator でしか実行できません
- 別のアプリ(Safariなど)に遷移してしまうと、テストが継続できません(検知してその回を終了します)
- 適切な文字入力(ID/PASS等)とか猿だとできないような難しい操作ができません
別アプリに行ってしまうと戻れない問題は対処が難しそうですが、他の2つは実行時に多少準備することでできるかなと思っています。
デモ動画
実際にどういう感じなのかは、下記のデモ動画をご覧ください。
Install方法
Installは簡単で、
gem install crash_monkey
です。Rubyは1.8.7~2.0系なら動くと思います。
細かい動作環境については、下記GithubのREADMEをご覧ください。
ソースコード
ソースコードを CrashMonkey@github に公開しています。
MITライセンスです。何かご意見ご要望があればGithubの方までお願いします!