
CEATEC JAPAN2015 レポ
はじめまして。デザイナー&イラストレーターの井田です( ^ω^ )
初ブログでちょっと緊張気味です☆
実は、10月の2週目に東京で開催されていた
”CEATEC JAPAN2015”に行ってきました。
さすがアジア最大級・最先端だけあって、ブースの量はもちろん、人の多さが半端じゃない!
そんな沢山のわくわくが詰まった”CEATEC JAPAN2015”で、
今回は中でも個人的に気になったものをご紹介したいと思います。
まず1つめ…
■ コミュニケーションロボット「BOCCO」
写真はお借りしましたm(_ _)m
ポテッとした見た目がまずかわいいのですが、この子はかわいいだけではありません。
スマートフォンから連動しているアプリ内でテキスト/音声を送信すると、BOCCOがメッセージを受信。BOCCOからメッセージを聞くことができます。逆にBOCCOから音声を送ることもできます。
離れていてもコミュニケーションが取れる点はもちろんですが、
スマートフォンやアプリ等、日々使いやすさは研究されているものの、子供や高齢者の方など、それでもスマートフォンに慣れていなかったり、小さい子供はそもそも持っていなかったりします。
スマートフォン、パソコン等デジタルのハコの中だけでのやりとりが主流になりつつある中でも使わない人も形を変えることでその中に参加できるのです。
【参考URL】
■BOCCO http://robots.dmm.com/robot/bocco
そして2つめ…
■ ウェアラブルデバイス「wena wrist」
見た目は完全にオシャレな普通のアナログ時計でした。
普通のオシャレ時計じゃないの?と思いますが、
ヘッドとバンドが独立した設計で、肝心の機能はバンド部分に入っていて、電子マネー、メールやSNS・着信などを通知、そしてログと、とてもシンプルです。
持ってみると少し重く感じましたが、普段ゴツめの時計をしている人には許容範囲かと。
(隣にいらした品の良いサラリーマンも案外重くないね。と仰ってました)
コンビニで時計をかざして商品を買うなんて新鮮ですね。
こちらも専用アプリと連動していて、そこで歩数や消費カロリー等確認できるそうです。
購入方法は、クラウドファウンディングの支援プランに申し込んで、プラン(額)に応じた時計が送られてくるというシステム。
いつか他のメーカーからヘッド部分のデザインも出せればいいなーとのこと。
もし、ヘッド部分を付け替えられたらオシャレの幅も広がりますよね。
スマートウォッチ程の機能を求めない人、スマートウォッチは気になっているけれど普通の時計のデザインが好きな人にはよいかもしれません。
【参考URL】
https://first-flight.sony.com/pj/5/wena%20wrist
先にも少し記述しているのですが、私がこの2点に惹かれた大きな理由は
スマートフォンやPCなどあの限られたハコの中の世界で完結しない、デジタルデジタルしていないという点です。
便利だと思われるものが沢山出てきても、使いこなすには覚えることが多い、そもそも最先端云々に付いていけない…等々とにかく使うには敷居が高いものが多かったりします。
スマートフォンは使うけれど、せめてスマートフォン以外でも操作が可能であるもの。
形を変えることで、少しでも興味を持ってもらったり、敷居を低くできるんじゃないか。
と思いました。
技術があるからこそ実現されている2点の製品は私にとって、そんなことを考える機会を与えてくれました。
…と、思いながら満席の新幹線に揺られて京都に帰った10月の2週目でした。
今回のCEATEC2015は、全体的に「IoT」「ロボット」・・・1つのものだけではなく、スマートフォンと連携させたり等色々な技術を組み合わせているものが多い気がしました。
そして企業だけではなく、大学・研究機関など様々な出展者が其々の分野で技術を駆使し、取り組まれているものを見たり、触ったり、直接聞くことができる大変貴重な場でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^ν^)