
目指せ一発合格!独学で日商簿記3級合格への道
こんにちは!
総務人事部の豊島です!
2016年2月28日(日)に、日商簿記の試験がありましたね!
受験された皆さん、お疲れ様でした!
私は3級を受けたのですが、なんとか合格することができました!!
たかが3級、されど3級。
過去の合格率を見てみると、もちろん回によってバラつきはありますが大体20%~40%くらいでしょうか。
合格基準は70%。100点中70点取れれば合格です。
最初私は、この合格基準を合格率と勘違いしてまして
「70%の人が受かるならさすがの私でも受かるでしょ!!イケるわ!!」
と、何ともお馬鹿な考えのもと独学で勉強を始めました。
しかし、途中でその勘違いに気付き
「これは真面目にやらないとやっべっぞ」
と本腰を入れて勉強に取り組むことになったのです。
そこで今回は、私がどのように勉強をして簿記3級に合格したのかを綴って行きたいと思います!
簿記3級受験したいけど、テキストは必要?通信講座を受けたほうがいいの?等、色々検討されている方の少しでもお役に立てれば幸いです!!
まずはじめに
簿記3級を受けようと思った理由についてですが
私はゆめみに入る前からバックオフィスの担当として総務だったり経理だったりを経験してきましたが、こういった簿記のような勉強は一切したことがなく、知識もゼロです。ゼロの状態でここまで来てしまいました。
また、夫がフリーランスになり今後はそっちの経理関係の仕事ももしかしたら、いつか、手伝ってほしいと言われることもあるのではないかと(そして手伝ったあかつきにはお小遣いをもらえるのではないかと)思ったからです。
また、独学でお金をかけずに勉強ができそうなところも受験しようと思った理由の1つです。
検定とか、資格の勉強のためのテキストって結構お高いですよね。
しかも分厚くて、結局受験までにテキスト全部終わらなかったわ~なんてことも。
存在するテキストの量も膨大で、どれを買ったらいいのかわからないってこともあると思います。
なので私は今回簿記の勉強をするにあたって、一切テキストの購入をしませんでした。
何を使って勉強をしたかというと…
そう、無料の学習サイトです!!
テキストを購入しなくてもこれで充分簿記がわかる!!
簿記3級を勉強している方ならほとんどの方がご存知ではないでしょうか?
全くの初心者の私でも非常にわかりやすく、また会員登録をすると学習の記録を残しておけるのでとっても便利!
このサイトのおかげで合格できたと言っても過言ではありません。
本当にお世話になりましたm(__)m
基礎的なことはこのサイトを使って叩き込み、もう少し補足が欲しいなというところについては下記のサイトを利用させて頂きました。
このサイトもとっても有名だと思います。
何と言ってもこのサイトの魅力は映像教材があることではないでしょうか。
教科書の文字を読むより先生の言葉の方がわかりやすいってこと、学校に通ってた時はよくありました。
なので、文章を読んで疑問が残る部分についてはこのサイトの映像教材を見て理解を深めるようにしました。
勉強のために使ったのは主にこの2つのサイトです。
基礎を叩きこんだら次はガシガシ問題を解いていきます!
とにかく過去問を解きまくる!!
簿記合格への道はとにかくどれだけ多くの過去問を解くか、だと思います。
勉強のためのテキストこそ購入しなかったものの、過去問題集だけは購入しました。
過去何十回分の試験問題が収録されているものですね。
ですが、過去問もネットからダウンロードできたりするのでプリンターを使える方はわざわざ購入の必要はないと思います!
最初に過去問に手を付けた時は、その内容の難しさに正直驚きました…。
え!今まで勉強してきた内容と全然違うじゃん!!!!!
と思いましたw
全然違うじゃん!なんてことは実際にはないんですけど、学習サイトの内容は私のような初心者など誰にでもわかるように書かれているので、いざ本物の問題を見てみると使われている言葉の難しさにびっくりするんです。
これはやばい、全然わかんない…私受かんないわこれじゃあ…。
とうんうん唸りながら過去問を解いていきました。
わからないところは開き直って解説を見ながらやったりしましたね。
こんな調子で本番大丈夫だろうか…と、過去問をやり始めて不安が募りました。
ですが、いくつも過去問を解いていくうちに段々解き方のコツを掴めてきました。
ようは慣れだと思います。
今まで学習サイトで解いてきた易しい例題に慣れていたのが、段々本番の問題にも慣れていく感じでした。
スラスラ解けるようになってくると楽しいものです。
試験の前日には直近の過去問を解き、翌日に備えて早く寝ました。
試験時間は朝早いですからね!(朝9時開始でした)
試験時間は2時間!時間配分に気をつける!!
簿記の試験時間は2時間です。
2時間!結構あるじゃん!
なんて余裕で構えていると痛い目を見ます…。
ちゃんと見直しをする時間を確保すると、2時間でギリギリ足りるか足りないかくらいです。
私は1時間半問題を解くのに使い、残りの30分は見直しに使いました。
本当にピッタリ2時間で終了、という感じです。
問題を解く順番も考えました。
出てくる問題は全部で5問。
1問目は仕分け問題。
ここは全問正解を狙いましょう。仕分けをしっかり理解していれば難しくないはず!
2問目は帳簿記入などがよく出題されます。
ちなみに私が受験した142回では「商品有高帳」の作成が出題されました。
正直に申しますと、私、帳簿記入はほぼ勉強していません。
とにかく仕分けと、試算表の作成、精算表の作成ばかり重点的に勉強しておりました。
そのため、この2問目は最初から捨てましたw
配点もそこまで高くないため、後回し。
時間があったらやろうくらいの感覚で、当然の如くこの2問目は飛ばし、3問目に取り掛かりました。
3問目は試算表の作成問題。
合計試算表、残高試算表、合計残高試算表、のいずれかを完成させなさいという問題がよく出題されます。
この試算表の種類を間違えないように気をつけてください。
私も過去問を解いていた時に、合計試算表と残高試算表を勘違いして解答してしまったことがありまして、本番でなくて本当に良かったです…。
ここは配点も大きいので時間をかけてじっくりやるのをおすすめします!
4問目は伝票会計などの問題が出題されます。
伝票会計以外では語句の記入であったり、勘定記入であったり、何が出題されるかはわかりません。
ですが難しい問題ではないので、ここも全問正解を狙っていったほうがいいです。
過去問をひたすら解いて、なんの問題が来ても大丈夫なようにしましょう!
5問目はほぼ精算表の作成が出題されます。
ですが稀に、財務諸表(損益計算書・貸借対照表)の作成が出題されることがあるんですね。
ここが落とし穴!!
過去の出題傾向を見てもほとんどが精算表の作成が出題されており、また、直近の141回では財務諸表の作成が出題されていたため、次は絶対精算表の作成がくるだろうと、そればかり勉強していました…。
しかし、当日出題されたのは財務諸表の作成。
orz
もちろん過去問で財務諸表の作成も解いてきましたがほんの1、2回。
精算表の作成のほうが記入するものも多いし面倒じゃん!と思われる方がほとんどでしょうが
精算表の作成ばかり対策していた私にとって、財務諸表の作成はかなりハードルが高い…。
しかしこの5問目は配点も高く、絶対全問正解しなければならない、ので、自分で精算表を作りました。
これにはとても時間を要しました…。
精算表だけでなく、財務諸表の作成も勉強しておいたほうがいいです。絶対。
私のようにならないために…。
解答の順番としては、2問目を後回しにし、3問目と5問目はたっぷり時間をかけて間違えないよう、見直しもちゃんとする!
という感じで取り組みました。
見直しは本当に大事で、見直しをしなければ気づかなかった間違いとかも結構ありました。
なので、やはり見直しの時間は必要不可欠だと思います。
…さて、全てが終わりました。
あとは合格発表を待つのみです。やれるだけのことはやった…。
問題用紙、計算用紙は持ち帰れるので余裕があれば解答を丸写しして、自己採点が出来るようにしておくといいです。
受験終了後、解答速報を公開しているサイトがありますのでそこで答え合わせをすることが可能です。
合格発表までは約2週間。
多分、大丈夫。受かったと思う。2問目は惨敗だったけど…。他はそこそこ出来てたはず…!
さぁ!来い!!!
そして合格発表の日。
無事自分の受験番号を見つけることが出来、どうにかこうにか一発で簿記3級に受かることが出来ました^^
勉強にかかった時間ですが、本格的に勉強を始めたのが今年に入ってから。
平均で1日1時間位、毎日コツコツ勉強していました。
休日予定のない時は何時間も黙々とやっていたりしたのですが、平日は仕事がありますし、家に帰れば家事をしないといけません。
なので勉強できて1時間程度。勉強のためとはいえ、夜更かしは体に良くないですし!
私も簿記の勉強を始める時、どのくらい勉強をしたら合格できるのかネットで調べましたが、無理のない程度に自分に合ったペースで勉強をするのが一番です。
私は約2ヶ月かけて勉強をしましたが、もっと短い期間で合格できる人はたくさんいらっしゃると思います。
次回143回は6月12日(日)が試験日です!
今から勉強すれば充分間に合います!
受けようかな?と思われている方は是非、勉強を始めてみてはいかがでしょうか^^