
人間は雑食、だから虫だって食べちゃう。【昆虫食】のお話
みなさま、こんにちは!
京都オフィスのはやしなかです。
初☆投稿です。宜しくお願い致します。
いや~冷えますね。
とはいえ、今年の京都は(個人的には)そんなに寒くないです。
観光客から「京都、思ってたより寒くないね」という会話が聞こえて「京都の寒さはこんなんじゃないんだYO!」と思いました。
おこしやす。
ご挨拶はここまでにして、今回は【昆虫食】についてご紹介したいと思います!
【昆虫食】とは?
そのまんま、「昆虫を食べる」ことです。
日本では馴染みのない【昆虫食】ですが、昆虫はアジアや南北アメリカ、アフリカなど多くの国で食用にされています。
食用とされている昆虫の種類は、なんと1,400種にものぼると云われているんですよ!
でも、昆虫全体でも80万種以上は存在するので、それを考えると少ない気もしますね。
まだまだいろいろ食べられそうです(・ω<)⌒★
昔から食べられている昆虫ですが、現代社会でメジャーな食材として扱われていない理由は
- 昆虫食の供給機構が構築されていない
- 他の食材が豊富になった
からだと考えられています。
昆虫は【たんぱく質のみならず、必須アミノ酸や鉄分などのミネラル・ビタミンも豊富に含んでいるため、
一種の完全食品といっても過言ではない】という説もあるようです。
今でこそ「昆虫食べるとか無理」という風潮ですが、100年前から食料として扱っていたら
「あっセミの幼虫みっけ☆ラッキー!ぱっくんちょ」
「抜け殻付きおいしいよね、でも火であぶらないとお腹痛くなるかもよ」
なんて景色もあったかも知れませんね。
ちょっと気持ち悪いですね、すみません。
このように嫌悪感が強めな【昆虫食】ですが、「もっと広めたい!」と活動されている稀有な方もいらっしゃいます。
“蟲ソムリエ”こと【蟲喰ロトワさん】、その人です。
「身の回りにたくさんの虫がいるのに人々はそれを食べない。何故か?」
彼自身の問いかけに、このように解釈されています。
1)どの昆虫が美味しいのかわからない
2)どうすれば安全により美味しく食べられるのかわからない
3)どうすれば食事になるほど十分な量を捕まえられる、もしくは養殖できるのかわからない
(「蟲ソムリエへの道」より引用)
そして、これを解決?すべく、日々取り組んでおられる昆虫食スペシャリストなのです!
彼の【昆虫食】への誠実かつ真摯な取り組みに触れてしまったら
「昆虫食べるとか気持ち悪いんですけどw」
とか云えなくなります。
道なき道を自分で切り拓いていくというのは、とんでもない勇気と根性が必要だと思います。
その勇気と根性に乾杯・完敗しつつ、真摯の一部をご紹介致します!
■蟲喰ロトワさんの虫の食し方
出来るだけ正確に味をとらえ、
同時に衛生的に食べるため、
調理法は基本的に「茹でポン酢」に統一し、写真、和名、学名、ステージ(成長段階)
採集場所、味評価、香り評価、食感、見た目、
適した調理法を発信していきます。日本は世界でも稀な昆虫の豊かな地域で、
アマチュア昆虫研究者も多く、昆虫は我々に身近な存在です。蟲に関してはまだまだ若輩者ですが
一つの楽しみ方として話半分に御覧ください。
(「蟲ソムリエへの道」より引用)
わたしは実際に生声でお話を伺ったことがありますが、ラーメンを語るように昆虫を語っておられました。
「あ、昆虫って食べる物なんだな」
とすんなり思ってしまったほどです。
おいしい昆虫を育てるにはおいしい草から、ということで、【蟲ソムリエ実験農園 】という活動などもされています。
千里の道も一歩から、ですね。
素晴らしいと思います!
それでは最後に、おいしい昆虫を紹介してシメたいと思います☆ミ
■死ぬまでに食べたい美味な虫10!昆虫食愛好家・ムシモアゼルが厳選!!
1:ミツツボアリ
⇒最上のボンボンのような味
2:サクラケムシ
⇒ふんわりとした桜のような味
3:セミ
⇒ナッツのような香ばしい味
4:ハチノコ
⇒ウナギの白焼きのような味
5:カミキリムシ
⇒トロのような味
6:タランチュラ
⇒カニみそのような味
7:トノサマバッタ
⇒エビのような味
8:タガメ(オス)
⇒ラ・フランスのような味
9:ヤナギムシ
⇒銀杏のような味
10:巣蜜
⇒至高の味
(「TOCANA」より引用)
ご賞味あれ★
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■出典
「蟲ソムリエへの道」
「TOCANA」(ランキング引用)
「モグモグ昆虫食ランド」
「カラパイア」(画像引用)
「昆虫食」wikipedia
「昆虫」wikipedia